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メルクリンとミニチュア模型制作の専門店
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Reported by Y.Miyake & T.Sakamoto/CRAFT at Germany
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「ワンちゃんにソーセージ、子供におもちゃ」とはエストニアの古いことわざだそうな。しかし今日、おもちゃは、もはや子供だけのものではありません。先進国なら例に洩れず、ドイツでも小子化は深刻な問題となっていますが、(ドイツ政府発行の2003年版ドイツ年鑑によれば、昨年誕生した赤ちゃんの数は73万人、1964年調査の130万人と比較すると約半数にまで落ち込んでいる)こうした少子化の傾向にもかかわらず、おもちゃ市場は常に拡大を続けているといいます。ドイツおもちゃ市場の総売上は1996年から2003年の間に18,6%増。
そしてこの市場の拡大を支える消費者は、なんと40歳から80歳代の大人なのです。ならば、大人も子供も楽しめる鉄道模型はおもちゃ業界きってのトレンドヒッターのはず。意外に思えるかも知れませんが、ドイツおもちゃ協会(DBSI)も鉄道模型を「今後もっとも伸びの期待される分野」としているんですよ。ここ3年ほど横ばい気味のおもちゃ業界にあって、鉄道模型関係の売り上げは毎年数パーセントの勢いで伸びています。一昨年の鉄道模型関係の総売上は、2.52億ユーロとも、2.85億ユーロとも言われています。ですから、各メーカーの新作が一斉に公開されるこの「Toy Fair」は関係者にとって今後の商品トレンド、最新の技術を知る重要な機会となっています。昨年に続き、こうした各メーカーの思惑が飛び交う世界最大のおもちゃメッセ「Toy Fair 2004」に突入!メッセ会場のアツーイ雰囲気をいち早く皆さまにお届けいたします。
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結構揺れる双発機
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空港内の特設カウンター
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〜会場まで〜
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今回は二度目の出張となったため、昨年の経験を生かし心理的にはいくらかの余裕があった。にもかかわらず、最初から番狂わせが。
ニュルンベルク空港からメッセ会場までの送迎バスが今年は取りやめになっていたのだ。スーツ姿のビジネスマンたちは、いち早くタクシーに乗り込み空港を去ってしまった。ぽつねんと空港に取り残された私。空港の特設カウンターで聞いたところ、地下鉄で行けということだったので私は地下鉄でメッセ会場へ向かうことにする。初日ということも会って、会場は結構な賑わいである。それを迎えるスタッフの方にも、緊張感からか、にこやかな対応の中にも引き締まるものを感じる。今年も、名刺を差し出し受付を済ますが、どういうわけか我クラフトはドイツの個人商ということで登録されてしまったらしい。去年の入場カードにはJAPANとあったが、今年はDEUTSCHLANDになっているしかし、これは強力なカムフラージュになることが後になって判明する...
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会場を望む
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会場7A(鉄道模型フロア)前の中庭にはビジネスマンが
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