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メルクリンとミニチュア模型制作の専門店
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〜ケルン中央駅と大聖堂〜
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Reported by Y.Miyake 15 Jan 2006/CRAFT at Potsdam Germany
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皆さん!ずいぶんご無沙汰していましたがお元気ですか。現地レポートもしばらくお休みをいただいていましたが、また今年から活動を開始したいと思っています。列車のことはもちろん、サッカーワールドカップの盛り上がりなど、ホットなドイツの2006年をお伝えしようと思っていますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。さて、再始動の一稿はケルンからです。今回は特にケルン中央駅、そして中央駅から臨むケルン大聖堂をレポートします。(以前、お問合せをいただきましたが写真は私自ら気合を入れて撮影しています。綺麗な写真だからってコピーなんてしていませーん!!)
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(写真1/駅の正面入り口から礼拝堂を臨む)
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ケルン中央駅の地下鉄駅からエスカレーターで地上階に上がってくると、さっそく正面口からガラス越しにケルン大聖堂が見えます。しかしあまりの大きさに、普通のアングルでは全貌は見えないのです。(写真1)ケルン大聖堂は中央駅の目と鼻の先にあるので、地元っ子は大聖堂のことを冗談めかして「駅前礼拝堂(Bahnhofskapelle)」って呼んでるらしいですよ、おかしいですね。さて、この大聖堂には後でもう一度戻ってくることにして、まずは駅の中をご案内いたしましょう。いざ...
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(写真2/中央ホール)
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(写真3/コンコースDB切符売り場)
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ここは中央ホールです。(写真2)高いアーチ状の天井はベージュのタイルで敷詰められています。みなさんはタイルとケルンとが深い関係にあるのをご存知ですか?もともとケルンはローマ帝国の植民地として発展した町で、ローマ時代に作られたタイル張りの床がたくさん出土しています(これらのコレクションは大聖堂裏の「ローマ・ゲルマン博物館(Roemisch-germanisches Museum)」に所蔵されています)。動物や人間の動きを生き生きと立体的に再現したタイル画は、現代人の私たちが見ても目を見張るほどの絵画性と精巧さを兼ね備えています。この駅の天井をタイル張りにしてあるのも、おそらくローマのモザイク芸術を意識しているからでしょう。この正面入り口に向かって右手にコンコースが続き、それに沿ってDBの切符売り場があります。(写真3)
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