「ホール7A」で親玉?であるメルクリンはさすが巨大な面積を占めていた。ショーケースには2003年の新製品やインサイダーモデルが展示されており、大きななレイアウトが設置されている。ミニクラブ2003年新製品からは限定品、81331、81431が素晴らしい。また、当店では以前から紹介していたDOYUSHA製のイノシュバンシュタイン城のモデルキットが含まれたスターターセット(但し日本仕様の設定があるかは未確認)も登場していた。定番新製品の81430、88464にも人気が集まりそうだ。また、廃盤情報が流されていたターンテーブルとトラバーサーはコントローラーがリニユーアル。さらに各国対応のパワーパックがセットされるようだ。(この2種は従来方式でも電源を完全にセクション別けしなければならず、いずれにしてもパワーパックを専用にもう1台追加せねばならなかった)品番は89981、89941の各5ケタ番号となっている。既にご存じの方も多いと思うがミニクラブは昨年の30周年を境にパッケージ全般のリニューアルも行なっている。
さて、HOの最大の目玉である2003年インサイダーモデル39579は、ファンクション機能によってパンタグラフのオートマティック格納を実現している。後項目で紹介するSMT社のローラー上にディスプレイされた39579のパンタグラフに注目してみる。ゆっくり上下してほしい...としいう思いに反してカチャ、カチャッと瞬時的な動きであった。また、架線集電させるとパンタグラフを下げると給電出来なくなるため、矛盾しているがレール集電に限るファンクションとなる。いずれにしてもここまで来ると異常な世界だ。これを実現したとなると、同じように過去の情報にあった客車の扉開閉の製品化も目前であろう。気になるミニクラブのデジタル化については見通し確認する事は出来なかった。(新製品全種ご予約受付中)
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