クラフト メルクリンとミニチュア模型制作の専門店

〈機関車庫にて〉
10時32分、列車はドレスデン中央駅に到着しました。会場への乗り継ぎ列車は10時40分発。急がなくっちゃ!
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会場への乗りつぎ列車も、もちろん蒸気機関車です。 急いで、急いで!
列車は10分ほどで会場の機関庫跡地に到着しました。あいにくの雨ですが、早速行動を開始します。最大の目玉は10両もの蒸気機関車が並ぶ、機関車庫。ここから蒸気機関車が一台ずつ引き出され、転車台の上でぐるぐる回されます。機関車が回るとファンも回る機関車が出て行くと、ファンもぞろぞろそれに付いていく。というわけで、写真撮影はこのフェスティバルのメイン行事。午前中にはファンサービスの撮影会まであったということです。写真撮影のためにデモ走行もしてくれます。蒸気機関車が500メートルほど先から、煙をもうもうとあげつつお客さんめがけて突進してくるのです。
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雨のため傘の花が咲く。 十両もの蒸気機関車が並ぶ、機関車庫。圧巻です。
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いつもより余計に回っておりマース。
ファンは線路沿いにぎっしり並び、息を詰めてシャッターチャンスを狙います。もう地べたにはいつくばっているもの、ジャンパーも顔も同じ黒点だらけになっているもの、あきらかに煙に巻かれているのに微動だにしないもの、など、など、など。そう、ここはまぎれもなく「オタク」の世界なのでした。「あっ!ぶれちゃったよ、チクショウ」と思っても大丈夫。一度走り去った機関車は間もなく、ぎこぎことバックで戻って行き、また向こうの定位置から汽笛をあげて走ってきてくれます。私も大和オタク魂まるだしで、ドイツ人の隙間から激しくカメラを構えます。見て下さいな、こうしてゲットしたショットの数々を。
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