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メルクリンとミニチュア模型制作の専門店
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客車両の内装も当時のまま。座席の上にあるこのレバーは暖房の調節をするもの、これは空調用レバー。それから……あ、どなたか入っておられるようです。
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「kalt(冷)」と「warm(暖)」で温度調節。
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天井には空調用レバーが。
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ヨーロッパではノックは禁止...
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〈BW Dresden-Altstadtの資料館にて〉
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雨宿りのために入った建物の中に、この機関庫の歴史や仕事内容を紹介した展示資料館がありました。赤レンガの機関庫を含む施設は正式名称をBahnbetriebswerk Dresden-Altstadtといいます。1872年に開設され、1910年頃には80基の車庫と120両の蒸気機関車をほこるザクセン最大の機関庫に発展しました。その後、戦争による破壊と2002年8月の洪水を経て、現在のように跡地が見学できるようになったのは2003年のことでした。蒸気機関車は運行を終えるとこの車庫に帰って来て、毎回、石炭庫も煙突もすべて空っぽにされ、適宜メンテナンスを受けます。次の出動要請がでるとあらためて石炭、オイル、水そして砂を積み、またこの機関庫から出て行くのです。職員のきめこまやかな手入れがあってこそ、一世紀近くも機関車は元気で走りつづけることができたのですね。
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資料館の中。ドイツ人は結構こういうところもきちんと見て帰る...
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さて、お勉強の後は展示室横の喫茶店「Rast an dem Bahnsteig 3(三番ホームで一休み)」で一休みしよーっと。赤い皮張りの座席に座って、一等車両並みのサービスのよさ。え?ケーキなし?ビールかコーヒーのみ?入り口には「乗降は列車が完全に停車してから」なんてカンバンまで取り付けられていておもしろい。雲行きはますます怪しくなり、とうとうがらがらとすさまじい音をたててひょうまで降ってきた。さすがのSLファンもこれには参ったのか、一目散に退散していくのが見える。熱いブラックコーヒーをすする。うまいっ。
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喫茶「三番ホームで一休み」にて一息つく。
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