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メルクリンとミニチュア模型制作の専門店
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(写真19/圧巻の大聖堂)
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さて、一周してやっと大聖堂前に戻ってきました。これがいわずと知れたケルンのシンボル。高さは157m、正面の幅は86mにもおよびます。1880年に完成を見ましたが、現在も常にどこかしこ修復中。修復したばかりの部分は白っぽく、黒い壁面とのコントラストがちょうどパッチワークのようにも見える。やがて砂岩石の特色で、この部分も黒っぽく同化していく。大聖堂を写真に収めようとすると、寝転んで背中が汚れるか、果てしなく後ろに下がって人に激突するか、首が痛くなるか、まったく霊験あらたかな寺院なのですよ。(写真19)大聖堂前には、その先端部の原寸大が記念碑として建てられていますが、これとて9m50cmもある。(写真20)この写真はお向かいのReichardという名門カフェの敷地内にまでおじゃまして撮りましたが(写真21)、大聖堂横は風の通り道になっているらしく、ビルの谷間よろしく突風が吹きつける。写真撮影もそこそこにカフェに逃げ込み、取材はあっけなく終了したのでした。
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(写真20/大聖堂先端の原寸大モニュメントは9m50cm!)
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(写真21/圧巻の大聖堂)
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最後に。ケルンという町の名前はもともとラテン語のColonia Claudia Ara Agrippinensium(アグリッパ統治以来のローマ帝国クラウディウス帝の植民地)に由来するそうです。この中の「Colonia」の部分が「植民地(Kolonie(独)/colony(英)」を意味し、これが現在のケルン(Koeln)という町の名前として定着したというわけですね。オーデコロンの語源も地ビールの名前もいわば「植民地」。さてはて、ローマの植民化を逆手にとって、ここまで町を有名にしたゲルマン人のたくましさよ。そんなケルンっ子パワーで、ケルンも見事2006年のワールドカップ開催地に選ばれました!ケルン中央駅に世界中からサッカーファンが集結する日も近いことでしょう。サッカーはともかくドイツ旅行の際には、ぜひケルンにも足を運び、圧巻の大聖堂をご覧いただき感動して下さい!!
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以上、久々の現地レポート、楽しんでいただけましたか?また意外な場所から鉄チャンネタお送りします!お楽しみにね。
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Mit herzlichen Gruessen,Y. Miyake(取材〜文章・写真/Y. Miyake)
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