ネットで「ポータルサイト」という言葉をよく耳にするようになりましたが、鉄道模型でトンネルの入り口部分は「トンネルポータル」と呼ばれ、レイアウトでトンネルを構築する際になくてはならないパーツです。
メーカー各社からも様々な形状のものがラインナップされているのですが、車両が接触しないよう、実際のスケール以上に大きくリサイズされたものがほとんどです。
特に小さなナローゲージでは、私の独断ですがポータルはぎりぎりに設計したほうが見た目のスリルや面白さが際立つと感じています。すでに発売している「ナロー用トンネルポータルキット」は、S・M・L3種類のサイズをラインナップしていますが、以前、Sサイズよりもさらに小さなポータルを特注制作でご依頼いただいたお客様と、同じ見方をされていることで話が盛り上がったことがありました。トンネルに出入りする車両走行シーンは鉄道模型ではとても大切な部分だと思います。
前置きが長くなりましたが、今日はBUSCHのトロッコ専用ポータルを作りました。車両に合わせてギリギリに、炭坑軌道ということで扉も作りました。
実際に走行させると、ニヤリ。。。クリアランスに余裕があると間違いなく面白さは半減してしまうのだと思います。
扉は自動開閉式にする予定です。BUSCHのトロッコはマグネットを搭載していますから開閉させるきっかけとなるセンサーはいかようにも応用がききます。あとはいかに自然にゆっくり開閉させるかです。扉は鉄製フェンスタイプとは別に、木製を2タイプ作りました。
木製タイプも味があります。開閉時に「ギィィ~」なんて音を出したりパトランプが点灯するともっと面白くなりそうです。考えているとキリがありません。
今年は小型レイアウトを制作販売していく予定です。レシピは盛り沢山、どう料理するか昨年からイメージを煮詰めているところです。
乞ご期待!!