とにかく曲げやすい、PECO軌間6.5mmフレキシブルレール610mm長/ジョイント/スパイクの3点が、若干数入荷しました。
元来、本線向けなので枕木がランダム配置されたナロー向けではありませんが、塗装してバラストで埋めれば、さほど気にならなくなります。無論、ナローにはハンドスパイクが最適ですが、PECOはとても曲げやすいことと、ジョイントにも強度があるという点でおすすめです。
フレキシブルレール(以下フレキ)とは、道床がなく自由に曲げられるレールを指し、PECOのほかには、メルクリン8594(660mm)マイクロトレインズNo.599(10本入/317.5mm長/ジョイント24個付 )があります。
メルクリンフレキは加工しなければ自由に曲げることはできません。現在、ポイントはメルクリンからのラインナップのみですが、メルクリンフレキとPECOフレキとの接続は可能です。但し若干レール高が異なることと枕木の太さと間隔が違います。これも前出の通り、工夫次第で何となかるレベルです。
マイクロトレインズのフレキは、PECO、メルクリンと比較すると枕木の太さと間隔が極端に違うので私たちは、単独使用向けと判断しています。
便利なPECOフレキの泣きどころは枕木にスパイク穴がひとつも空いていないことです。0.5mm程度のピンバイスまたはルーターで枕木に穴を開けて固定していきます。
続いてスパイクですがPECOは約12mmと長めです。下地が固い場合、メルクリン8999(約100本入)は約8mmですのでレイアウトによって使いわけると重宝します。
最後にPECOの価格ですが、1本¥893/ジョイント(24個入)¥368/スパイク(約300本入)¥242と、大幅にプライスダウンしました。弊社でも使用頻度がとても高いため、ご入り用のお客様はお早めにお申し込みいただければと思います。