2010年9月25日

9mm動力ユニット続報

 

アクリルボディの廉価版・動力ユニットキットのミニマムホイルベース10mm(9mmゲージ)の試作テストがほぼ終わりました。

IMGP9766
車輪はNゲージ既製パーツを使用しているため、やや大きいのが難点ですが、フリーランスで様々なボディと合わせてお楽しみいただけると思います。

組み立ては、瞬間接着剤を使って簡単な工作感覚で作れます。万一、ボディパーツパーツを壊したり紛失しても自社加工品ですから万全のフォローが可能です。

従来の金属ボディ「WB12-9.0」の自重、約8.5gに対し、この廉価版は4.7gと約55%減ですが、自重差のひけをとらず綺麗なレール環境下ではウェイトなしでも走れるほど性能を高めることができました。ボディに2.5g程度のウェイト加算があれば、まるで不安を感じさせない走りをお楽しみいただけます。

もちろん低速もバッチリ、かなりききます。コントローラーの初期ボリュームタッチにもしっかりトラクションがかかってくれます。実に痛快です。このフィーリングは鉄道模型にはなくてはならないものだと思います。。。

フランジを付けるとこんな感じになります。

IMGP9762
写真のモーターは本年12月に仕上がる新モーター(試作)を搭載しており、低速から高速までのコントロール幅、トルクともに従来モーターよりも大きくなっています。

IMGP9764
ホイルベースは様々な向きにご活用いただけるよう、今回仕上がったホイルベース10mmと、すでに完了している23mmまで、狂気(?)の1mmピッチで設計進行中です。

つまり、ラインナップは。。。

「10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23」の14種になります。

来る10月3日(日)の軽便祭では、ご紹介のホイルベース10mm版をデモ展示します。是非、ご覧になってお確かめ下さい。価格は目下、鋭意調整中です。どうぞご期待ください!