路地のあちこちでキンモクセイが香り、東京も秋の深まりを感じさせてくれています。
そんな中、熱い軽便祭が10月3日、開催されました。
クラフトは今年、初エントリーにもかかわらず、常連様はじめ驚くほど多くのお客様にお越しいただきました。皆様、ほんとうにありがとうございました。
特に開場からお昼頃までは凄まじい混雑で目が回るほどでした。対応が行き届かなかったお客様、申し訳ありません。ご質問やお問い合わせはメールでフォロー、サービスもさせていただきます。何なりとお気軽にお問い合わせ下さい!
もっともご質問の多かった「アクリルシャシー動力ユニットキット」は、鋭意サイト情報をまとめているところです。会場ではチラシを頒布いたしましたが、ご来場いただけなかったお客様、今しばらくお待ち下さい。
さて、軽便鉄道模型(ナローゲージ)は異色とかディープな世界と揶揄(やゆ)されがちですが。。。
こちらをご覧下さい。
とっても素敵だと思いませんか?
これはペアーハンズさんの展示作品。生態植物の回りをぐるりと木橋が組まれています。この中をずんぐりしたナローゲージの走る様が実によく似合います。
自由発想がナローゲージの楽しさでもあり、小さいものをどうやって走らせるかというのも醍醐味でもあったりもします。こんな作品も。。。
まさにアートです。しかもちゃんと走るわけで。。。白い部分がモーターなんですね。ほんと感心しきりで出展作品を見て回っていると、仕事も時間も忘れて引きこまれてしまいます。道行く人々の手をひっぱって見せてあげたい気持ちになります。
こういう素敵な作品のオンパレード。興奮です、皆さんハンパじゃないです! 「人類、皆兄弟!」みたいな不思議な感動をおぼえました。
鉄道はアニメなどで、モチーフにされますが、作家は下調べで必ずといっていいほどナローゲージ(模型)を参考にすると聞いたことがあります。
万人受けを期待して企画されるアニメの根底には、このジャンルがしっかり息づいているんです。
かと言ってナローゲージが抽象的なフリーランスばかりという訳ではなく、当時の実機をモチーフにした模型も多数。だからとても奥が深く、一度ハマってしまうと、逃れることはてできなく。。。なってしまうわけです。(自分のことかぃ?)
今年2月のトイメッセで発表されたBUSHのナローゲージ、実は日本総代理店に軽便祭で実機デモ拝借のお願いをしていたのですが、日本上陸の見通しはまだ不明とのこと、残念ながら叶いませんでした。
通常、メルクリンなどトイメッセで発表された新製品は早くて秋頃からリリースされることが多いので、もうそろそろかなと思うのですが。。。
ともかく大手メーカーのナローゲージ参入とあって、期待感が高まります。最新情報はカミングス~ン! であります。
そっと、ささやかに楽しむのがナローゲージの世界かもしれません。。。
しかし、アプローチの手案によってファン(市場)は何倍にも膨れるような気がしてなりません。大きな可能性を秘めた「軽便祭」はまさにその登竜門、昨年まで来場者であった私ですが、ここからがスタートだと感じています。
ご来場の皆様、そして軽便祭事務局の皆々様、お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!!