Zゲージファン待望の「0系新幹線」が、プラッツさんからいよいよ発売!!
私ごとですが。。。
自分が東海道新幹線の開業年に生まれたことと、両親の実家が和歌山であったため、幼少から「0系新幹線」には数えきれないほど乗車し、今でも様々な思い出と愛着をもっています。
数年前、メルクリンを訪ねた時、何としてでも「0系新幹線」をZゲージで商品化してほしいと企画書持参で嘆願したこともありました。当時の担当者は「日本の新幹線は海外でも人気で、市場性はある。以前から検討はしていたんだよ。。。」と鼻息荒く語ってくれましたが、残念ながらこれが実現されることはありませんでした。
ですから今回の発売は個人的にとても楽しみにしていました。
さて、プラッツさんの「0系新幹線」発売日に向けて、ひそかに設計を進めていた「0系新幹線が似合う高架橋(ペーパー製)」の試作が先程完成したのでご紹介いたします。
レールはクラウンモデルさんのレール専用品になります。高架橋はペーパー製ですから原則として水分を嫌います。塗装レベルはともかく、バラストを使用する場合、固着する際に使用するボンド水溶液は量のコントロールが曖昧になりやすく、素材変型の懸念がありました。
そこでスラブ式をイメージして設計してきました。レール間には側溝を付け、道床を部分的に覆い隠す、従来にない仕様になっています。
カーブはR195(クラウンさん品番No5002)とR220(品番No5003)45度の複線。写真はレールを除いた状態で、塗装はウェザリングはしていません。
ストレートは220mm(品番No5001)に対して、高架橋は「標準タイプ」と「フィーダー取り出しタイプ」の2種類を用意。こちらが標準タイプです。
「フィダー取り出しタイプ」はご覧のような純正然の仕上げにこだわり、コネクタを定位置に差し込めます。
この高架橋、お座敷使用も決して不可能ではありませんが、基本的にレイアウト固定の使用が前提で、カーブ・ストレートを自在につなぎ合わせ出きることが最大の特徴です。
「0系新幹線」を入手するまでは、カーブのはみ出しレベルがわからなかったため、やや幅広の設計をしていましたが、十分な余裕を確認できたため今後、幅を狭くし、ボルト表現なども追加して、発売までにディティールのブラシアップを施します。
気になる強度ですが、ペーパーとあなどるなかれ、かなりのものです。5キロの鉄アレーを乗せてもまったく問題ありません。但し真似はしないでください(笑)。それだけ頑丈に仕上っています。
こちらをご覧下さい。とてもかっこいいです!!
架線柱を設置すれば完璧ですね。発売日と価格が確定次第、新ページをサイトアップいたします。
各社メーカーさんが日本型Zゲージに力を入れている昨今、Zゲージの古株(苦笑)、クラフトといたしましては、来年から「塗装完成品ストラクチャー(ペーパー製)」を発売投入していく予定です。
どうぞご期待下さい!!
(追記)
10月30日(土)31(日)開催の「日本鉄道模型ショー(蒲田)」に弊社は出展いたしませんが、クラウンモデルさんのブースで、ご紹介の高架橋・試作品を展示いただける予定です。
会場で是非、実物をご覧下さい。。。