2010年12月 のアーカイブ

2010年12月29日

BUSCH トロッコ続報

 

ドイツBUSCH社の炭鉱トロッコ、動画をアップしました。私も度肝を抜いた走りは、こちらからご覧下さい。

ラインナップはすでに特設ページでご紹介していますが、動画をご覧になって「これは楽しめる!」そうお感じになる方はきっと多いはずです。

垂直や逆さまでもスローでしっかり走る性能は、シーナリーに置き換えると、どんな急勾配でも走るということですし、アイデア次第で今までの枠にとらわれない前衛的なレイアウトも作れます。。。イメージが膨らむばかりです。

驚きの走りは、車両に内蔵された強力なマグネットとレールの下に敷くスチール板によって実現します。もちろんスチール板なしでも走りはしますが、集電効率は低下します。また、レールをスパイク(釘)で固定したレイアウトではスパイクに吸着してギクシャクした走りになるか、そこで停止してしまいます。つまりレール下は完全にスチール敷きであることが必須条件になります。

磁力吸引に負けないようにモータートルクを高次元で両立させている設計は、まさにドイツ人魂ならではのもの。さらにこれに付随する周辺ストラクチャーもラインナップしたことは、マーチャンダイジングのあるべき姿です。とにかくセンスがいいし。。。

いいことだらけのようですが、車両は走行頻度によってきちんとしたメンテナンスは必須です。特にブラシは小さいですから自信のない方はお店に依頼すべきと思います。クラフトではアフターも万全に対応させていただきます!

追って炭鉱レイアウトを制作し、ご紹介したいと思います。。。

2010年12月27日

来場御礼!!

「さいたま鉄道模型フェスタ・ウィンター2010」が終了しました。

年末最後の週末、ご多望の中、ご来場いただきました多数の皆様、誠に有難うございました。

昨年に比べ、全体的なご来場者数は少なかった気がしますが、それでも「HP見てますよ」と声をかけてくださるお客様が多く、感謝であります。いつもありがとうございます!

今回の目玉は20日のブログでご紹介した「小型電動ターンテーブル」「BUSCHのトロッコ」でしたが、どちらも熱心にご覧いただきました。

お子様に人気だったのは高架橋に乗せて展示していた「0系新幹線」です。こちらは製造元のアイゼンプラッツさんから急きょお借りしたもので、動力は来年春頃に発売予定です。


発売は6両編成ですが同社の開発担当さんのお話では、16両編成も視野に。。。とのことです。長編成が高架を行き交うシーンを早く見てみたいものです。今からとても楽しみです。

さて、ここでお詫びがございます。

12月発売でご案内しておりました「アクリルシャシー汎用動ユニットキット」ですが、一部のギアの加工が遅れており、お届けできるのが新年1月にずれ込んでしまいました。本日現在、約1ケ月遅れとなっております。年末年始のお休みに組み立てを計画されていたお客様も多かったと思います。誠に申し訳ございません、深くお詫びいたします。

新タイプの標準完成品「WB12-6.5H、9.0H」は、すでに順次発送開始しております。ご予約順に1点ずつ組み上げておりますので、ご案内させていただくまでもうしばらくお待ち下さい。(これらに使用している「高性能小型モーター」は入荷済です)

以上、何卒よろしくお願い申し上げます。

。。。寒波で日本海側は大雪の模様。関東もかなり冷え込んできております。
皆様どうかご自愛切に。

2010年12月20日

小型電動ターンテーブル

 

今年も残すところ2週間となりました。
ひと足先に、皆様へのクリスマスプレゼント(?)として、ホットな情報をご紹介いたします。

かねてから開発していた「小型電動ターンテーブル」の試作が今日、完成しました。回転テーブル長60mmの小さな高機能ターンテーブルです。(試作は9mmゲージ)


何よりも操作目線に立ち、そして安定した動作を目標に設計を行ないました。特徴は。。。

(1)本線進入路「♯0」のほかに、最大5本の支線「♯1~5」を構築可能。(前方・後方ともに30゜)ご注文時に「ご希望の支線数を指定(支線構築の組み合わせは全32パターン)」いただくことで、それに合わせてアクリル製操作パネル(文字彫り込み)の意匠をオーダーメイド制作してお届けします。(写真は5本の支線構築例のデモ機)

「♯2~♯5」「♯1~♯4」の向かい合った支線を構築した場合「支線通電選択スイッチ」で支線への通電選択が自由に設定でき、常に通電状態をLEDで確認できます。


(2)ターンテーブルには、ギアードステッピングモーターを使用し、実感的なスロー回転と確実な支線合わせを実現させました。回転は左右回転、ハネ式スイッチで操作、ON-OFFで、もっとも近い支線に自動停止します。(ON状態では360゜回転し続けます)

(3)ターンテーブルの円周部分は石組みテイスト、側溝・排水溝、渡り板など、各部に立体的ディティールを表現しています。(デモレイアウトはバラスト等を使用していませんが、これらを施工することでリアルなシーンが出来上がることと思います)


ざっとこんな感じです。本システムはナローだけではなく、6.5mmゲージにも使えそうですし、国内外型問わず、本線物のHOゲージを楽しまれている方々にも、ナロー路線とともに配置していただければ、動きがある楽しいレイアウトシーンをお楽しみいただけると思います。

発売は来年2月、完成品とキットを設定予定です。それまでにさらなるブラシアップを加えていきます。こちらのデモレイアウトは今週、25・26日開催の「さいたま鉄道模型フェスタ・ウィンター2010」の弊社ブースにて展示いたします。

是非、会場で実物をお確かめ下さい!!

2010年12月4日

BUSCHのトロッコ速報!!

 

タイムリーな情報を一席。。。

今年2月のニュルンベルク・トイフェアでドイツのBUSCH(ブッシュ)社が発表した衝撃のHOナロー「鉱山鉄道シリーズ」、いよいよ発売目前です。スターターセット、実際の商品パッケージはこちらになります。


BUSCHのビジュアルアイデンティティーにそった素敵なパッケージです。スターターセットには、動力1台(照明非搭載)に鉱車3両、レールはメルクリンZ、8510と8500のオーバルが付属、電池ケース(逆転スイッチ付スピード調整なし)、さらにレールの下に敷く鉄板(4分割)が付属。これにマグネットを搭載した車両が吸着して集電効果を高めて走ります。

驚くのはこれによって「垂直状態でも走る(特許取得)」ということ。気になる点は、平面での鉄板なしの走行性能や、スピード可変の具合です。現物入手は数日後。自ら動かして、他にないマニアレベルのインプレッションをしたいと思っています。

ナローファンだけでなく、小さいもの好きの方々にはきっとお楽しみいただけるアイテムと思います。

車両の近影はこちら。

いかようにもアレンジできそうな感じですね。スターターセットのほか、単品動力は照明を搭載したものが発売されます。

クラフトでは、来る12月25・26日のワールド工芸さん主催、「さいたま鉄道模型フェスタ・ウィンター2010」に出品、スーターセットのデモ展示を予定しています。BUSCH製品は日本総代理店経由の正規ルートでのみ入荷いたします。万一の不良などにもスピーディーに対応いたしますので、ご安心の上お買い求め下さい。

気になるスターターセット価格は¥33,000(予価)の見込みです。もちろん先行ご予約~数量限定で値引き特典をつける予定です。

「来れ、星のもとへ!」

ご予約は本日から受付いたします。どうぞよろしくお願いいたします!