先々日、ご紹介した「お手軽タンク機関車」以降、お客様からリクエストをいただき、ワンメイクで数点を制作しました。1点ものとはいえ、お届けする前には2~3点は試作して手元に残しています。これは四角窓にしたもの。フィギュアやホイッスルも付けてみました。
こちらは丸窓に傾斜サイドタンクに加え、端バリを赤塗装にしたもの。
どちらも微妙な違いなのですが、細かいお客様のニーズにきっちりお応えしました。本来ならばエッチングにしたいところですが、こだわりの1点ものを低コストでご提供できるという点でペーパー製はとても優れていると思います。
先日、「鉄道おもちゃ」誌のモデラー&ライターの呉尾さんから「ペーパーで何か一緒に作ろうよ!」と、お電話をいただきました。呉尾さんは「鉄道模型ちゃんねる特番」でご一緒させていただいた、この道の大先輩です。今後に乞ご期待です。。。
そんな中、風変わりなスチ-ムトラムを1点作ってみました。
これはその昔、ドイツのエガーバーン社が作っていたスチームトラム(大元の実機詳細は不明)を参考に、フリーランスで作った1点物でオークションに出品いたしました。毎度のことですが、このフォルムに落ち着くまでかなりの試作を作りました。動画はこちらからご覧いただけます。
特徴は約0.4mmのペーパー妻板に照明(チップLED)を仕込んでいる点です。真横から見ても裏側に目立った凸がないように仕上げています。表面の銀色リングもペーパーで、ライトカバーをイメージしてクリア樹脂を表面張力で凸型に硬化させています。
これらペーパー機関車(車体)はいずれ定番化したいと思っていますが、それまでは、リクエストをいただければ柔軟に対応させていただきます。お気軽に、どしどしお問い合わせ下さい。お待ちしております!