ガーデンレイルウェイ・カフェ、昨日プレオープン一周年を迎えました。
こんなに長いプレオープンは聞いたことがないですが、少数でコツコツ進めている諸事情もろもろ…お許し下さい。
現在も全線開通の本オープンに向けて、コツコツ前進を続けています。
昨年のプレオープン当時は、フィールドの植物、池には水もなく、ランドヴァッサー橋も仕上がっていませんでした。
小川沿いには、植えてもいないのに黄色の綺麗な花をつける植物や、コケたちが自然にワサワサと増殖しています。
水辺にはカエルが棲みつき、トンボも産卵に来てくれるようになりました。(小川のバックウォーター付近)
ここのテーマである「自然と模型の共生」が、着々とカタチになりつつあります。
自然については、日々盛り沢山、いろいろなことがおきています。
先日、雨降りの中、若い野鳥がデッキでぐったりしているのを発見。
番犬シュウ太郎は、食いつくかと思いきや、何かを感じて心配そう…ワンワンうるさいけど根はやさしい奴なんです。
幼少の頃、鳥を飼っていたので扱いには慣れていた私、とにかく暖め続けてあげました。鳥ちゃん、うっとりです…
その日はお店のトイレで一泊させて看病、すると翌朝には元気になって森に帰っていきました。トイレの置き物の鳥にとまっているのが笑えました。鳥は元気になると毛並みがこんなに綺麗になるんですよっ!
葉山で「KATY’S HAYAMA」を主宰されているケイティー恩田さんです。
ここで多くをご紹介するよりも、是非こちらのウェブサイトをご覧になって下さい。
英国アンティークのティーセットやソーサー、家具など、お好きな方(特に女性)にはたまらないアイテムを販売されているほか、執筆活動や教室まで、多彩に活躍されています。
今回、ケイティーさんの特別なお取りはからいで、当カフェでお出しする紅茶を「ガーデンレイルウェイ・カフェ 箱根のおもてなし紅茶」として提供いただけることになりました。(ケイティーさんこだわりブレンドのセイロンとアールグレーです!)
近日中に切換えを実施し、おみやげ品(100g)としても販売開始いたします。
ケイティーさんとのツーショット。 ほんとうに素敵な方です!
屋外レールの宿命、ジョイント部分の接触不良や通電ロス対策用に、ジャンパ線(7A)の試作がついに完成しました。
一般的な対策としては、ジョイント部分を直接タッピングで固定する方法や、市販品ではジョイントを抜いて専用の真鍮ブロックで強制ネジ止めするパーツなどが出回っていますが、個人的には両者ともにレールが膨張した場合、どうなるんだろう…という懸念がありました。
実際に約1年半、野ざらしにしたレールを観察してわかったのは、わずかな隙間を開けて接続していた部分では、隙間がまったくなくなり、レールが凸型に浮き上がる現象が数箇所で見られました。
つまり前出の二つの方法(レールどうしを完全に固定する)ではレールが膨張した時の逃げ場がなく、同じことがおこりうるわけです。
そこで、ジョイント部分は、2-3mm程度の広めの隙間をあけて接続し、レールの膨張はジャンパ線で吸収させる方法がベストではないか…という結論に達しました。(レールの隙間は車輪が転がる際のジョイント音を高める上でもとても効果的です)
一見、簡単に作れそうなこのジャンパ線でしたが、レール溝(凹部分)に収まる小さな圧着端子がなく(あっても細い線材用)、試行錯誤すること半年。。。ようやく試作ができあがりました。
両端の端子部分は専用機械でしっかりかしめ、さらにハンダを流し込み、ビス~ワッシャ~ナットで本物らしく固定。
通電のサポート性は抜群の効果が出ています。但し、これは消耗品と位置づけており、目下、野ざらしにして劣化状況を観察中です。(問題がなければ販売を開始します)
おしまいは、茅ヶ崎のM様がお持込みいただいたLGB、HSBタンク機関車。(後方)
カッコいい! ほしいなぁ… 草をかきわけて走る様は、ガーデンレイルウェイならではの醍醐味です。
最近、熱心なクルマ好きのお客様にも多数ご来店いただいています。誠にありがとうございます!
こちらは日産ファンにはたまらない、300ZX 50thアニバーサリーモデル。新車みたいに輝いていました…
ツーリング等で箱根におこしの方、モーニング営業をご予約でお承りいたします。
お気軽にご相談下さい!
ではまた次回に!