集電サポートダンパー
鉄道模型で「集電」(レールから車輪を介しモーターに電気を供給すること)は「走りにおける生命線」です。小さな動力車では軽量のためレールへの接触圧力が低くなり、さらに車輪直径も小さくなるため当然、接触面積も小さくなります。このため集電効率が著しく低下し、低速走行はギクシャクしたものになりがちです。集電サポートダンパーは、小さな動力車の集電効率アップを念頭に開発しました。皆様の工夫で、お手持ちの動力車に搭載して集電効果をアップさせて下さい。
ダンパー管径は0.58Φmm、その中に特殊低圧マイクロスプリングを搭載しました。レール接触面は約1.3Φの円形で、フチは逆R形状のため、レールジョイントやポイント部でひっかかることはありません。(但し、レールが正しく敷設されていることが前提です。メルクリンZのレール環境では走行上問題がないことを確認しています)さらに、レール接触面には硬度と伝導性の両立を図るため、市販のオーディオピンジャック金メッキ以上の贅沢な表面処理を施しています。
自動車のダンパー同様、荷重移動やレール段差通過時に上下ストロークしながらレールに追従接触します。左右2本の使用で最低3g以上の車体自重があれば浮き上がることなく機能します。スプリングレートは低圧力ですがレール接触面積が1.3Φと大きいため車輪集電だけの場合とは異なり、集電を効果的にサポートします。
本品は全体が導体ですが、コードを直接ハンダ付けすることは内部スプリングの変型をきたすため厳禁です。セット方法は車体(3.5mm程度の厚みが必要です)にレールに対して垂直に0.7Φの穴を開け、専用絶縁チューブ(付属)を差し込み外側で接着、これに先端をハンダメッキしたエナメル線(付属)を通し、ダンパーを差し込んで通電させモーターに導きます。レールへの接触調整はピンセットで上下させて行ないます。
【集電サポートダンパー(2本組セット)】/税込¥1,580 【集電サポートダンパー(1本組セット)】/税込¥800 (各セットには本数分の絶縁チューブと専用エナメル線(50mmカット)が付属しています) 【専用絶縁チューブ(単品4本)】/税込¥150 |
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